素材
新しいミシンでの1作目は定番のパーカーと
リクエストをたくさんいただいていたジーンズです。
「素材」とタイトルをつけたので、
素材について少しウンチクをと思ったのですが^^;
パーカーについては、前回の記事で少し語らせていただきましたので、
ジーンズについて・・・
このジーンズに使っている生地は、
岡山県産のセルヴィッチデニム。
岡山でも児島ジーンズは超有名ですが、
これは地域まではわかりません(;´▽`A``
ですが、最近ではセルヴィッチといっても、
すべてが国産ではなく、安価な海外製のものも出回っているようで、
一概に、海外製=悪い とは言い切れませんが、
やはりそれなりに手間暇かけて作られた国産デニムは、
履きこむと違いがわかります。
このデニムも生地の段階では、
まったく別物の表情をしていました。
艶があってバリバリの状態です(笑)
それを水通しすることで、ある程度縮ませることもでき、
少し柔らかくなり、絶妙なあたりが出るので
また違った何とも言えない、いい表情になります。
その後、裁断して縫製するのですが、
その時もまだ、手やミシンが青くなるくらい色落ちします。
完成後、再び水通しするのは、
他のお洋服に色移りするのを避けるためと
(それでも摩擦で色移りすることがあります)
綿100%にこだわった、ステッチ糸とをなじませるためです。
ボタンやリベット(ポケット口の金具)も
手芸屋さんでは絶対に手に入らない(笑)
ジーンズ専用のものを、専用の器具でとめているので、
丈夫であることはもちろんですが、
履きこむほどに、いい風合いになっていきます。
ジーンズマニアの方から言わせると、
隠しリベットじゃない、とか
チェーンステッチじゃない、とか
言われそうですが💦
私が今できる、すべてのことを詰め込んだジーンズですので、
良かったら履いてみてください。
きっと、気に入って頂けると思います。
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